太陽工機、前期経常を一転10％減益に下方修正

　太陽工機 <6164> [東証Ｓ] が1月26日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の10億円→5.6億円(前の期は6.2億円)に44.0％下方修正し、一転して10.3％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常利益も従来予想の7.2億円→2.8億円(前年同期は1.3億円)に60.4％減額し、増益率が5.3倍→2.1倍に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当期において、売上高は概ね計画通りとなりましたが、販売価格改定効果が限定的だったことにより、原材料費の価格高騰と人材等への先行投資によるコスト増を吸収できなかったため、2023年２月８日に公表しました2023年12月期通期業績予想から、営業利益及び経常利益並びに当期純利益の予想値を下方修正いたします。なお、配当予想の修正はございません。（注）上記の業績予想につきましては、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は今後の様々な要因によって、上記予想数値とは異なる可能性があります。