【マレーシア】クアラルンプール近郊に新物流倉庫を開設

配信元:PR TIMES
投稿:2024/01/25 18:48
拡大を続けるマレーシアの日本食需要に対応

オカムラ食品工業グループのマレーシア子会社Xenka Trading (M) Sdn. Bhd.(以下Xenka Trading)は、マレーシアのクアラルンプール近郊に新物流倉庫を開設いたしましたので、お知らせいたします。


クアラルンプール近郊の新物流倉庫
1. 開設の効果

 Xenka Tradingは、マレーシアにおいて海外卸売事業を展開する、当社の100%子会社です。日本食外食チェーンや量販店向けに、グループ各社において製造した水産加工品を含む、日本食材を販売しています。

 新倉庫開設により、以下の効果を期待しています。
(1)オペレーションの効率性向上とコスト削減
従来はスペースが狭く、同時作業が困難で動線が非効率となっていた点が解消されます
(2)輸送コストと配送回数の減少
新倉庫は本社倉庫に隣接しているため、従来と比べて倉庫間の輸送コストと配送回数が削減されます
(3)品質管理、商品の安全性の向上
最新の冷蔵庫・冷凍庫の導入や作業動線の改善により、品質管理・商品安全性の向上が期待されます
(4)サービスの柔軟性
新倉庫の調理スペースなどを活用して、現地ニーズに合った商品提案・開発の拡充が期待されます

2.ハラルフードへの対応

 イスラム教の教えに沿った経済活動のしやすさ(*1)から東南アジアのハラル(*2)市場のハブとしても知られるマレーシアでは、人口の7割をマレー(イスラム)系の人々が占めています。そのため、マレーシアの需要拡大に対応するためにはハラルフードへの対応が不可欠です。当倉庫はハラルフード対応倉庫としても稼働することを想定しています。既に関係省庁にハラル申請書を提出し、ハラル認証に向けて手続を進めています。この申請から承認にかけては約6ヶ月から9ヶ月を要する見込みです。ハラル認証が取得できればますます厳格化するハラル認証に対応した冷蔵・冷凍倉庫を提供することが可能となり、他社との差別化に繋がるものと期待しています。

*1 世界イスラム経済指標ランキングで81カ国/地域中食品分野で首位(2022年、米調査会社ディナールスタンダード調べ)
*2ハラルとは、イスラム教の教えにおいて、「許されている」という意味のアラビア語です。イスラム教徒の人々にとって、ハラルは生活全般においての指標のようなもの。食べる物だけでなく行動や行為、服装などといった全てのものにおいて、それがハラルかどうか、ということをベースに生活しています。例えば、食べ物においては魚介類や野菜・果物などといったものがハラル。逆に豚肉やアルコール飲料などは禁じられたもの=ハラムとなります。
(詳細は一般社団法人ハラル・ジャパン協会ウェブサイトをご参照ください、https://jhba.jp/halal/


3.施設概要

- 所在地:NO.16, JALAN PP11/2, ALAM PERDANA INDUSTRIAL PARK, TAMAN PUTRA PERDANA, 47130 PUCHONG, SELANGOR DARUL EHSAN(Xenka Trading本社に隣接)
- 延床面積:2,002平方メートル
- パレット数:900
- 構造:RCS造3階建て
- 設備:冷蔵庫、冷凍庫
- 開設:2024年1月25日


<Xenka Trading (M) Sdn. Bhd.について>
2009年にクアラルンプール近郊に設立されたXenka Tradingは、持続可能で経済的、そして最高の品質の日本食製品をお客様に提供することを常に目指しています。2018年にXenka Tradingはオカムラ食品工業グループの一員となり、サーモンを中心とした日本食水産品等の卸売会社として成長を続けています。
企業サイト: https://www.xenkatrading.com.my/

<会社概要>
・ 名 称:株式会社オカムラ食品工業( 東証スタンダード・証券コード 2938)
・ 創 業:1971年8月
・ 代表者:代表取締役社長兼CEO 岡村 恒一
・ 所在地:青森県青森市八重田1-6-11
・企業サイト:https://www.okamurashokuhin.co.jp/
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