ＳＩ、今期最終を2.7倍上方修正・5期ぶり最高益、配当も2円増額

　システムインテグレータ <3826> [東証Ｓ] が1月15日大引け後(16:00)に決算を発表。24年2月期第3四半期累計(3-11月)の最終利益(非連結)は前年同期比2.2倍の2億6700万円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の3億3600万円→9億1800万円(前期は2億8000万円)に2.7倍上方修正し、増益率が20.0％増→3.3倍に拡大し、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の最終利益も従来予想の1億3000万円→7億1200万円(前年同期は2億円)に5.5倍増額し、一転して3.6倍増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の10円→12円(前期は8円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の最終利益は前年同期比41.9％増の6100万円に拡大したが、売上営業利益率は前年同期の6.6％→6.2％に悪化した。

株探ニュース