ウイングアク、今期最終を13％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も8.7円増額

　ウイングアーク１ｓｔ <4432> [東証Ｐ] が1月12日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結最終利益は前年同期比15.2％増の44.9億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の46億円→52億円(前期は44億円)に13.0％上方修正し、増益率が4.5％増→18.2％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結最終利益も従来予想の12億円→18億円(前年同期は16億円)に49.8％増額し、一転して12.7％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の67円→75.7円(前期は43.1円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結最終利益は前年同一期間比0.3％減の11億円となり、売上営業利益率は前年同一期間の26.7％→24.8％に低下した。

株探ニュース