識学、今期経常を一転赤字に下方修正

　識学 <7049> [東証Ｇ] が1月11日大引け後(15:30)に決算を発表。24年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常損益は1億4300万円の赤字(前年同期は1億1500万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の1億5700万円の黒字→1億2100万円の赤字(前期は7300万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常損益も従来予想の3億5100万円の黒字→7300万円の黒字(前年同期は3500万円の赤字)に79.2％減額した計算になる。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常損益は5100万円の黒字(前年同期は7700万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-6.7％→4.0％に急改善した。

株探ニュース