*11:48JST 萩原電気HD Research Memo(8):2024年3月期の業績は上方修正され前期比24.2%の営業増益を予想
■今後の見通し
● 2024年3月期の業績見通し
萩原電気ホールディングス<7467>の2024年3月期の連結業績は、売上高で227,500百万円(前期比22.3%増)、営業利益で8,350百万円(同24.2%増)、経常利益で8,200百万円(同27.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益で5,300百万円(同7.9%増)と予想されている。親会社株主に帰属する当期純利益の増益幅が小さいのは、前期に発生した特別利益が消失するためである。好調な上半期の結果を受けて、期初予想(売上高213,000百万円、営業利益6,300百万円)からは大幅に上方修正された。これにより、3期連続で過去最高を更新する見通しとなっている。セグメント別の予想は開示されていないが、デバイス事業、ソリューション事業ともに増収増益を見込んでいる。
しかし現在の予想のままでは、下半期の営業利益は3,761百万円となり、上半期(4,589百万円)及び前下半期(4,054百万円)と比べて減益となる。同社は、「第1四半期にスポット案件があったため慎重に見ている」と述べているが、日本の自動車業界、特にトヨタ自動車及びデンソーを取り巻く環境によほど大きな異変がなければ、現在の予想が再び上方修正される可能性は高いと弊社(フィスコ)では見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<AS>
● 2024年3月期の業績見通し
萩原電気ホールディングス<7467>の2024年3月期の連結業績は、売上高で227,500百万円(前期比22.3%増)、営業利益で8,350百万円(同24.2%増)、経常利益で8,200百万円(同27.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益で5,300百万円(同7.9%増)と予想されている。親会社株主に帰属する当期純利益の増益幅が小さいのは、前期に発生した特別利益が消失するためである。好調な上半期の結果を受けて、期初予想(売上高213,000百万円、営業利益6,300百万円)からは大幅に上方修正された。これにより、3期連続で過去最高を更新する見通しとなっている。セグメント別の予想は開示されていないが、デバイス事業、ソリューション事業ともに増収増益を見込んでいる。
しかし現在の予想のままでは、下半期の営業利益は3,761百万円となり、上半期(4,589百万円)及び前下半期(4,054百万円)と比べて減益となる。同社は、「第1四半期にスポット案件があったため慎重に見ている」と述べているが、日本の自動車業界、特にトヨタ自動車及びデンソーを取り巻く環境によほど大きな異変がなければ、現在の予想が再び上方修正される可能性は高いと弊社(フィスコ)では見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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