*17:36JST サンマルクHD Research Memo(6):自己資本比率62.9%。健全な財務基盤を維持しつつコロナ禍を乗り切る
■業績動向
2. 財務状況
サンマルクホールディングス<3395>の2023年9月末の資産合計は前期末比965百万円減の47,839百万円となった。このうち流動資産は同383百万円減の20,454百万円であり、現金及び預金の減少(同468百万円減)などが主な要因である。固定資産は同581百万円減の27,384百万円であり、敷金及び保証金の減少(同335百万円減)などが主な要因である。
負債合計は前期末比713百万円減の17,740百万円となった。このうち流動負債は同239百万円減の6,676百万円であり、未払消費税等の減少(同252百万円減)などが主な要因である。固定負債は同473百万円減の11,064百万円であり、その他に含まれる繰延税金負債の減少(同329百万円減)、資産除去債務の減少(同132百万円減)などが主な要因である。純資産合計は同252百万円減の30,098百万円となった。
経営指標では、2023年9月末の流動比率は306.4%と安全性の目安である100%~200%を大きく超える水準である。自己資本比率は62.9%であり、上場する外食産業の平均的水準30%~40%を大きく上回り、中長期の安全性も確認できる。財務基盤に定評がある同社だが、健全性を維持しつつコロナ禍を乗り切ったと言えるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
<SO>
2. 財務状況
サンマルクホールディングス<3395>の2023年9月末の資産合計は前期末比965百万円減の47,839百万円となった。このうち流動資産は同383百万円減の20,454百万円であり、現金及び預金の減少(同468百万円減)などが主な要因である。固定資産は同581百万円減の27,384百万円であり、敷金及び保証金の減少(同335百万円減)などが主な要因である。
負債合計は前期末比713百万円減の17,740百万円となった。このうち流動負債は同239百万円減の6,676百万円であり、未払消費税等の減少(同252百万円減)などが主な要因である。固定負債は同473百万円減の11,064百万円であり、その他に含まれる繰延税金負債の減少(同329百万円減)、資産除去債務の減少(同132百万円減)などが主な要因である。純資産合計は同252百万円減の30,098百万円となった。
経営指標では、2023年9月末の流動比率は306.4%と安全性の目安である100%~200%を大きく超える水準である。自己資本比率は62.9%であり、上場する外食産業の平均的水準30%~40%を大きく上回り、中長期の安全性も確認できる。財務基盤に定評がある同社だが、健全性を維持しつつコロナ禍を乗り切ったと言えるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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