キユソ流通、前期最終を一転赤字に下方修正

　キユーソー流通システム <9369> [東証Ｓ] が12月25日大引け後(17:00)に業績修正を発表。23年11月期の連結最終損益を従来予想の16億円の黒字→14億円の赤字(前の期は14.5億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結最終損益も従来予想の10.1億円の黒字→19.8億円の赤字(前年同期は7.2億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2023年11月期の連結業績予想につきまして、営業収益、営業利益および経常利益は、2023年１月10日公表の通期業績予想から大きな乖離はございませんが、親会社株主に帰属する当期純利益は、上記の減損損失の計上などにより、予想を下回る見込みです。　2023年11月期の個別業績予想につきまして、営業収益は、2023年１月10日公表の通期業績予想から大きな乖離はございませんが、経常利益は、上期における鶏卵供給不足の影響などにより、予想を下回る見込みです。また当期純利益は、経常利益の減少に加え、上記の減損損失の計上などにより、予想を下回る見込みです。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性がございます。　2023年11月期の年間配当につきましては、2023年１月10日に公表しました１株当たり23円（中間配当11.5円、期末配当11.5円）の予想から変更ございません。