ＤＭＧ森精機、今期最終を1％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額

　ＤＭＧ森精機 <6141> [東証Ｐ] が12月19日大引け後(16:30)に業績・配当修正(国際会計基準=IFRS)を発表。23年12月期の連結最終利益を従来予想の335億円→338億円(前期は254億円)に0.9％上方修正し、増益率が31.9％増→33.0％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益も従来予想の185億円→188億円(前年同期は141億円)に1.6％増額し、増益率が31.8％増→33.9％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の80円→90円(前期は70円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当期において、グローバルで受注が好調に推移したため、2023年8月3日に公表しました2023年12月期の連結業績予想から、売上収益及び営業利益並びに親会社の所有者に帰属する当期利益の予想値を上方修正いたします。

　　当社は、株主への利益還元を経営の重要課題の一つとして位置付けており、利益配分につきましては、安定的かつ継続的に配当を実施していくことを基本方針としております。　上記の方針及び当年度の予想業績、またキャッシュフローの改善が見込まれることを踏まえ、2023年12月期の期末配当予想を以上のとおり変更することといたしました。