米外為市場サマリー:売り一巡後は切り返し一時147円40銭台に上昇
6日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円31銭前後と前日に比べて15銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=158円57銭前後と同30銭程度のユーロ安・円高だった。
この日に米民間雇用サービス会社ADPが発表した11月の全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数(政府部門は除く)は前月から10万3000人増えたものの、市場予想(13万人程度)を下回った。これを受けて米連邦準備理事会(FRB)による利上げ局面が終了するとの見方から米長期金利が低下し、つれてドル円相場は一時146円99銭まで軟化した。ただ、8日に発表される11月の米雇用統計を控えて一方向には持ち高を傾けにくく、売り一巡後は日本時間夕方につけた146円90銭が意識されるかたちで切り返し。米労働省が発表した7~9月期の非農業部門の労働生産性改定値が年率換算で前期比5.2%上昇と速報値の4.7%上昇から上振れたこともドルの支えとなり、147円40銭台に強含む場面があった。一方、ドイツ連邦統計局が発表した10月の製造業新規受注が前月比3.7%低下と市場予想(0.2%の上昇)を下回ったことなどからユーロは売られやすかった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0764ドル前後と前日に比べて0.0030ドル強のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
この日に米民間雇用サービス会社ADPが発表した11月の全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数(政府部門は除く)は前月から10万3000人増えたものの、市場予想(13万人程度)を下回った。これを受けて米連邦準備理事会(FRB)による利上げ局面が終了するとの見方から米長期金利が低下し、つれてドル円相場は一時146円99銭まで軟化した。ただ、8日に発表される11月の米雇用統計を控えて一方向には持ち高を傾けにくく、売り一巡後は日本時間夕方につけた146円90銭が意識されるかたちで切り返し。米労働省が発表した7~9月期の非農業部門の労働生産性改定値が年率換算で前期比5.2%上昇と速報値の4.7%上昇から上振れたこともドルの支えとなり、147円40銭台に強含む場面があった。一方、ドイツ連邦統計局が発表した10月の製造業新規受注が前月比3.7%低下と市場予想(0.2%の上昇)を下回ったことなどからユーロは売られやすかった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0764ドル前後と前日に比べて0.0030ドル強のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
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