外為サマリー:約2カ月半ぶりの147円割れ、日米金利差縮小を意識

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2023/11/29 10:20
外為サマリー:約2カ月半ぶりの147円割れ、日米金利差縮小を意識  29日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=146円79銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円70銭強のドル安・円高となっている。

 28日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円48銭前後と前日に比べて1円20銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事のハト派的な発言を受け、一時147円33銭まで軟化した。

 FRBによる利上げ局面が終了したとの見方が一段と強まるなか、この日の東京市場のドル円相場も軟調な展開となっている。米長期金利の低下から日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが出やすくなっており、午前9時40分ごろには9月12日以来となる147円割れとなった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1006ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0070ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=161円55銭前後と同90銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS
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