28日の米株式市場の概況、米金利低下を追い風にNYダウ反発

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2023/11/29 08:06
 28日の米株式市場で、NYダウは前日比83.51ドル高の3万5416.98ドルと反発した。米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事の講演におけるハト派的な発言を受け米金利が低下し、主力株への買いを誘った。半面、11月に入ってからの急ピッチな株高を背景に利益確定目的の売りは継続し、上値を圧迫した。

 マイクロソフト<MSFT>やウォルマート<WMT>が買われ、ボーイング<BA>が堅調。エスティ・ローダー<EL>が高く、スリーエム<MMM>がしっかり。半面、メルク<MRK>やウォルト・ディズニー<DIS>が軟調。ラスベガス・サンズ<LVS>が冴えない。

 ナスダック総合株価指数は40.733ポイント高の1万4281.756と3日ぶりに反発した。テスラ<TSLA>やワークデイ<WDAY>が上昇し、メタ・プラットフォームズ<META>やズーム・ビデオ・コミュニケーションズ<ZM>、ルーシッドグループ<LCID>が高い。一方、エヌビディア<NVDA>やクアルコム<QCOM>、アプライド・マテリアルズ<AMAT>、マイクロン・テクノロジー<MU>が売られた。

出所:MINKABU PRESS
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