<注目銘柄>=GENOVA、医療向け成長期待で底入れ鮮明
GENOVA<9341.T>の底入れが鮮明となってきた。同社は医療情報サイトの運営やクリニック向け自動受付精算機の販売を手掛ける。24年3月期は売上高で前期比30.2%増の84億8200万円、最終利益で同19.4%増の15億500万円を計画。大幅な増収増益で、前期の過去最高益の更新を予想する。
医療メディア「Medical DOC」を運営するメディカルプラットフォーム事業はPV数を順調に積み上げており、同事業の7~9月期におけるサービス契約件数は前年同期比39%増の989件に拡大。価格改定の効果により契約単価も同7%増となった。スマートクリニック事業も、ハードウェア商材の契約件数は前年同期比30%増と堅調に推移。ソフトウェアサービスでは契約単価は下落基調にありながらも、クリニックの電話業務のコスト削減に寄与する「NOMOCa AI chat」の発売で契約件数は大幅増となった。人的資本への投資と営業網の拡充に努めている企業とあって、来期以降の業績拡大への期待が膨らむ。
株価は6月19日につけた上場来高値2478円をピークに下落基調にあったが、1300円を割り込んだ10月下旬を境に反転攻勢を強め、11月10日の9月中間期決算発表翌営業日にマドを開けて上伸した。25日移動平均線と75日移動平均線のゴールデンクロスを達成すれば、上値指向を一段と強めそうだ。(碧)
出所:MINKABU PRESS
医療メディア「Medical DOC」を運営するメディカルプラットフォーム事業はPV数を順調に積み上げており、同事業の7~9月期におけるサービス契約件数は前年同期比39%増の989件に拡大。価格改定の効果により契約単価も同7%増となった。スマートクリニック事業も、ハードウェア商材の契約件数は前年同期比30%増と堅調に推移。ソフトウェアサービスでは契約単価は下落基調にありながらも、クリニックの電話業務のコスト削減に寄与する「NOMOCa AI chat」の発売で契約件数は大幅増となった。人的資本への投資と営業網の拡充に努めている企業とあって、来期以降の業績拡大への期待が膨らむ。
株価は6月19日につけた上場来高値2478円をピークに下落基調にあったが、1300円を割り込んだ10月下旬を境に反転攻勢を強め、11月10日の9月中間期決算発表翌営業日にマドを開けて上伸した。25日移動平均線と75日移動平均線のゴールデンクロスを達成すれば、上値指向を一段と強めそうだ。(碧)
出所:MINKABU PRESS
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