決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … ＳＨＯＥＩ、ワクー (11月15日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の11月14日から15日の決算発表を経て16日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ワクー <4937>
　23年9月期の連結経常損益は2億8700万円の黒字(前の期は2100万円の赤字)に浮上したが、24年9月期の同利益は前期比78.0％減の6300万円に大きく落ち込む見通しとなった。

▲No.2　ＳＨＯＥＩ <7839>
　23年9月期の連結経常利益は前の期比15.9％増の98.5億円に伸びたが、24年9月期は前期比2.3％減の96.3億円に減る見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4937> ワクー 　　　　東Ｇ 　 -15.63 　 11/15　本決算　　　-78.05
<7839> ＳＨＯＥＩ 　　東Ｐ 　 -10.53 　 11/15　本決算　　　 -2.31

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。

株探ニュース