センコーＨＤ、今期経常を2％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額

　センコーグループホールディングス <9069> [東証Ｐ] が11月13日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比11.8％増の149億円に伸び、従来の2.8％減益予想から一転して増益で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の290億円→297億円(前期は261億円)に2.4％上方修正し、増益率が10.9％増→13.6％増に拡大し、従来の13期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比15.4％増の147億円に伸びる計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の36円→38円(前期は34円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比16.1％増の69億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の3.6％→3.7％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース