ＬＩＮＫ＆Ｍ、7-9月期(3Q)最終は32％減益、今期配当を0.1円増額修正

　リンクアンドモチベーション <2170> [東証Ｐ] が11月13日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終利益は前年同期比1.9％減の18.2億円となり、通期計画の26.3億円に対する進捗率は69.5％にとどまり、5年平均の108.2％も下回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-12月期(4Q)の連結最終利益は前年同期比11倍の8億円に急拡大する計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の11.2円→11.3円(前期は7.7円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終利益は前年同一期間比31.6％減の5.7億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同一期間の15.4％→13.3％に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題の一つとして認識した上で、企業業績に応じた配当政策を実施することを基本方針としております。直近の業績の動向を踏まえ、株主還元を従来以上に高めることが可能と判断し、2023年12月期第４四半期以降の配当につきまして配当予想を上方修正することといたしました。