ノーリツ鋼機、今期最終を28％上方修正

　ノーリツ鋼機 <7744> [東証Ｐ] が11月13日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終利益は前年同期比92.4％減の78.4億円に大きく落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の67億円→86億円(前期は1015億円)に28.4％上方修正し、減益率が93.4％減→91.5％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益も従来予想の22.4億円→41.4億円(前年同期は4.2億円)に84.6％増額し、増益率が5.3倍→9.7倍に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比87.5％増の33.8億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の5.3％→21.2％に急改善した。

株探ニュース