八十二、今期経常を36%下方修正

配信元:株探
投稿:2023/11/10 15:30
 八十二銀行 <8359> [東証P] が11月10日大引け後(15:30)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比16.4%減の170億円に減った。
 併せて、通期の同利益を従来予想の330億円→210億円(前期は348億円)に36.4%下方修正し、減益率が5.4%減→39.8%減に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の230億円→270億円(前期は241億円)に17.4%上方修正し、一転して11.9%増益見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比72.9%減の39.2億円に大きく落ち込む計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比31.1%減の51.6億円に落ち込んだ。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当行は、2023年6月1日付けで、当行を株式交換完全親会社、株式会社長野銀行を株式交換完全子会社とする株式交換(以下「本株式交換」といいます。)を行いました。本株式交換に伴い負ののれん発生益17,322百万円を計上したこと、また、新規連結子会社化した株式会社長野銀行、株式会社ながぎんリース、長野カード株式会社の最近の業績動向及び今後の見通し等を踏まえ、通期連結業績予想を修正するものです。 個別業績予想につきましては、当初予想と比べて資金利益、有価証券関係損益が上回る見込みであるため、通期業績予想を修正するものです。
配信元: 株探

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