フルキャスト、今期経常を一転15％減益に下方修正

　フルキャストホールディングス <4848> [東証Ｐ] が11月10日大引け後(15:05)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比12.5％減の65.9億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の100億円→84億円(前期は98.8億円)に16.0％下方修正し、一転して15.0％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の54.3億円→38.3億円(前年同期は49.8億円)に29.4％減額し、一転して23.0％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比23.1％減の20.2億円に減り、売上営業利益率は前年同期の16.0％→11.7％に低下した。

株探ニュース