稀元素、上期経常は46％減益で着地

　第一稀元素化学工業 <4082> [東証Ｐ] が11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比46.2％減の28.1億円に落ち込んだが、通期計画の35億円に対する進捗率は80.5％に達し、5年平均の61.4％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比6.1％減の6.8億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比40.8％減の13.5億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の19.2％→10.8％に大幅低下した。

株探ニュース