サンゲツ、今期経常を23％上方修正、配当も5円増額

　サンゲツ <8130> [東証Ｐ] が11月10日後場(14:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比12.8％増の104億円に伸び、従来の19.1％減益予想から一転して増益で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の154億円→189億円(前期は206億円)に22.7％上方修正し、減益率が25.6％減→8.7％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比26.1％減の84.4億円に減る計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の130円→135円(前期は105円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比8.3％減の48.7億円に減り、売上営業利益率は前年同期の12.1％→10.6％に低下した。

株探ニュース