オリンパス、今期最終を14％下方修正

　オリンパス <7733> [東証Ｐ] が11月9日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比3.2倍の2162億円に急拡大した。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の3360億円→2890億円(前期は1434億円)に14.0％下方修正し、増益率が2.3倍→2.0倍に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比5.1％減の727億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は242億円の赤字(前年同期は419億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の21.8％→-7.7％に急悪化した。

株探ニュース