生化学、今期経常を45％上方修正

　生化学工業 <4548> [東証Ｐ] が11月8日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比35.4％減の23.2億円に落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の15.5億円→22.5億円(前期は30.6億円)に45.2％上方修正し、減益率が49.5％減→26.7％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は0.7億円の赤字(前年同期は5.3億円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比80.5％減の3.6億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の16.6％→2.2％に急低下した。

株探ニュース