ＥＭネットＪ、今期経常を32％上方修正

　イーエムネットジャパン <7036> [東証Ｇ] が11月8日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比58.8％減の6600万円に大きく落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の8700万円→1億1500万円(前期は2億3800万円)に32.2％上方修正し、減益率が63.4％減→51.7％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常利益も従来予想の3700万円→6500万円(前年同期は1億2600万円)に75.7％増額し、減益率が70.6％減→48.4％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の経常利益は前年同期比66.7％減の1600万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の11.7％→3.9％に急低下した。

株探ニュース