ムゲンE、今期経常を30%上方修正、配当も10円増額

配信元:株探
投稿:2023/11/07 15:30
 ムゲンエステート <3299> [東証S] が11月7日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。23年12月期の連結経常利益を従来予想の38.6億円→50.3億円(前期は23億円)に30.4%上方修正し、増益率が67.2%増→2.2倍に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の9.4億円→21.1億円(前年同期は15.1億円)に2.2倍増額し、一転して39.6%増益計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の43円→53円(前期は20円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  緩やかな景気回復基調の中で不動産需要が底堅く推移し、当社の主力事業である不動産買取再販事業の販売が拡大したため、2023年12月期の連結業績は前回発表予想を上回る見込みとなりました。 このような外部環境と今期の事業進捗を反映し、売上高は、前回予想から4,697百万円増加の50,836百万円に修正いたしました。利益については、積極的な販売活動による増収と利益率の高い投資用物件の販売が進み、営業利益は前回予想から1,171百万円増加の5,804百万円、経常利益は同1,174百万円増加の5,035百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同567百万円増加の3,090百万円に修正いたしました。

  当社は、株主の皆さまに対する利益還元を経営の重要課題の一つと位置付けております。長期的な事業拡大のため財務体質の強化と内部留保の充実を図りつつ、安定した配当を継続することを基本方針とし、業績の水準やバランスシートをベースとする資本コストや資本収益性等を総合的に勘案し利益配分を決定してまいりたいと考えております。また、中長期的な連結配当性向の目標水準を40%以上としております。 この基本方針のもと、期末配当金につきましては、2023年12月期の連結業績予想の修正の水準も踏まえ、配当予想を前回より10円増額し、1株当たり53円(配当性向40.4%)に修正いたしました。
配信元: 株探

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