セルシス、1-9月期(3Q累計)最終は92％減益で着地、今期配当を3円増額修正

　セルシス <3663> [東証Ｓ] が11月2日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終利益は前年同期比92.2％減の6800万円に大きく落ち込み、通期計画の2億0200万円に対する進捗率は33.7％にとどまり、5年平均の93.5％も下回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-12月期(4Q)の連結最終利益は前年同期比22.1％減の1億3400万円に減る計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の9円→12円(前期は8円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比14.4％減の1億6000万円に減り、売上営業利益率は前年同期の15.0％→10.1％に大幅低下した。

株探ニュース