ヤマト、上期経常を一転70％減益に下方修正、通期も減額

　ヤマト <1967> [東証Ｓ] が11月2日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の13.7億円→3.6億円(前年同期は12.1億円)に73.7％下方修正し、一転して70.4％減益見通しとなった。
　上期業績の悪化に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の34.3億円→27.5億円(前期は25.1億円)に19.8％下方修正し、増益率が36.3％増→9.3％増に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（連結業績）第２四半期連結累計期間の業績および通期連結期間の業績につきましては、売上高は、前回発表の業績予想どおりの見込みとなりましたが、利益面につきましては、前期以前に受注した案件を中心に建設資材価格・労務単価の高騰等への対応が進まなかったことや一部工事の採算性の悪化等により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、前回発表の予想を下回る見込みであります。（個別業績）第２四半期個別累計期間の業績および通期個別期間の業績につきましては、連結業績と同様、売上高は、前回発表の業績予想どおりの見込みとなりましたが、利益面につきましては、経常利益、四半期純利益、当期利益は、前回発表の予想を下回る見込みであります。配当予想について配当予想につきましては、前回発表のとおりで現時点での変更はありません。（注）上記の業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報や予測等に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想値と大きく異なる可能性があります。