相鉄ＨＤ、今期経常を10％上方修正、配当も10円増額

　相鉄ホールディングス <9003> [東証Ｐ] が11月2日後場(14:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比3.1倍の125億円に急拡大し、従来予想の79億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の199億円→219億円(前期は127億円)に10.1％上方修正し、増益率が56.3％増→72.0％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比7.5％増の93.1億円に伸びる計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の30円→40円(前期は25円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比3.9倍の57.4億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.2％→10.2％に急改善した。

株探ニュース