三相電機、上期経常は一転22％増益で上振れ着地

　三相電機 <6518> [東証Ｓ] が10月31日大引け後(15:30)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比22.5％増の6.1億円に伸び、従来の15.7％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の7.2億円に対する進捗率は84.7％に達し、5年平均の55.4％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比80.3％減の1.1億円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比23.3％増の2.4億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の4.5％→4.8％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース