弘電社、上期経常は黒字浮上で上振れ着地

　弘電社 <1948> [東証Ｓ] が10月31日後場(14:30)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は1.2億円の黒字(前年同期は2.1億円の赤字)に浮上し、従来予想の0.4億円の黒字を上回って着地。
　ただ通期計画の10.5億円に対する進捗率は11.7％にとどまり、5年平均の24.8％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比13.6％減の9.2億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比95.7％増の4億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.1％→4.3％に改善した。

株探ニュース