栄研化、上期経常は61％減益で下振れ着地

　栄研化学 <4549> [東証Ｐ] が10月26日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比61.1％減の22.2億円に大きく落ち込み、従来予想の29.4億円を下回って着地。
　通期計画の54億円に対する進捗率は41.2％にとどまり、さらに5年平均の59.1％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比71.9％増の31.7億円に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比60.4％減の11.3億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の24.3％→10.5％に急低下した。

株探ニュース