アグレ都市、上期経常を99％下方修正

　アグレ都市デザイン <3467> [東証Ｐ] が10月13日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)を従来予想の4.6億円→300万円(前年同期は7.9億円)に99.3％下方修正し、減益率が42.3％減→99.6％減に拡大する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の21.2億円(前期は18.7億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高につきましては、アセットソリューション事業において2023年９月に引き渡し予定であった収益マンション１棟が、工事の進捗が遅延したこと等により2023年10月以降にずれ込むこととなり、また、戸建販売事業において、販売棟数は計画以上に進捗したものの、用地仕入価格が高い時期の物件について商品(棚卸資産)の早期入れ替えを図るべく価格改定や値引き販売を実施したことにより、当初計画を下回る見込みとなりました。利益面につきましても、上記アセットソリューション事業の期ズレや戸建販売事業の売上総利益率低下の影響を踏まえ、各段階利益について上記のとおり修正いたします。なお、通期業績予想につきましては、足元の用地仕入が順調に進捗していること、第３四半期以降に発売する戸建住宅・収益マンションについて売上総利益率の改善が見込まれること並びにコロナ特需の反動減から需要動向が回復傾向にあることから、当初の業績予想を据え置くことといたしますが、今後の業績動向により修正が必要となった場合には速やかに開示いたします。(注) 上記の予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき判断したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。