レーザーテクが１０００円超の上昇で４連騰、ＤＲＡＭ価格底入れで半導体製造装置関連に資金還流◇

　レーザーテック<6920.T>が大幅高で４連騰、１０００円を超える上昇で２万５０００円台に乗せた。また、東京エレクトロン<8035.T>やディスコ<6146.T>、アドバンテスト<6857.T>、ＳＣＲＥＥＮホールディングス<7735.T>など半導体製造装置の主力銘柄が軒並み値を上げている。前日の米国株市場では画像処理半導体のエヌビディア＜NVDA＞や半導体世界最大手のインテル＜INTC＞などをはじめ半導体セクターが買い優勢となり、フィラデルフィア半導体株指数（ＳＯＸ指数）は２５日移動平均線を上回り底入れ波動を鮮明とした。これを受けて、東京市場でも同関連株に資金が誘導されている。半導体市況の低迷が続くなかも、ここにきてＤＲＡＭスポット価格が上昇に転じるなど、底入れの兆しをみせている。これが日米ともに関連株への買い戻しを誘発している。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：MINKABU PRESS