*15:33JST オンコリス Research Memo(3):ライセンス型事業モデルと製薬企業型事業モデルを組み合わせ、成長目指す
■会社概要
2. 事業内容
オンコリスバイオファーマ<4588>は創薬バイオベンチャー企業として、研究開発先行型の事業を展開し、独自性の高いウイルス遺伝子改変技術を用いたがん治療薬や重症感染症治療薬などの開発と事業化を推進している。特にがん領域では、固形がんの局所療法である腫瘍溶解ウイルスの「テロメライシン」に同社のリソースを集中して開発を進めている。
創薬事業では、開発製品の初期評価であるPOCを取得後に大手製薬会社・バイオ企業にライセンスアウトし、契約一時金収入や開発進捗に応じて得られるマイルストーン収入、上市後のロイヤリティ収入を獲得するライセンス型事業モデルをこれまで進めてきた。しかしながら、開発が最も先行しているテロメライシンの中外製薬とのライセンス契約が2022年10月に解消されたことを受け、国内でのテロメライシンに関しては自社で製造販売承認を得て、商用製剤を販売提携先の製薬会社に供給して収入を得る製薬企業型事業モデルで展開することにした。今後はパイプラインの状況や地域に応じて最適な事業モデルを選択するハイブリッド型の事業モデルで展開する方針だ。なお、医薬品の製造や前臨床試験及び臨床試験などは専門企業にアウトソーシングすることで、開発期間の短縮化と開発費用の最適化を図っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<SO>
2. 事業内容
オンコリスバイオファーマ<4588>は創薬バイオベンチャー企業として、研究開発先行型の事業を展開し、独自性の高いウイルス遺伝子改変技術を用いたがん治療薬や重症感染症治療薬などの開発と事業化を推進している。特にがん領域では、固形がんの局所療法である腫瘍溶解ウイルスの「テロメライシン」に同社のリソースを集中して開発を進めている。
創薬事業では、開発製品の初期評価であるPOCを取得後に大手製薬会社・バイオ企業にライセンスアウトし、契約一時金収入や開発進捗に応じて得られるマイルストーン収入、上市後のロイヤリティ収入を獲得するライセンス型事業モデルをこれまで進めてきた。しかしながら、開発が最も先行しているテロメライシンの中外製薬とのライセンス契約が2022年10月に解消されたことを受け、国内でのテロメライシンに関しては自社で製造販売承認を得て、商用製剤を販売提携先の製薬会社に供給して収入を得る製薬企業型事業モデルで展開することにした。今後はパイプラインの状況や地域に応じて最適な事業モデルを選択するハイブリッド型の事業モデルで展開する方針だ。なお、医薬品の製造や前臨床試験及び臨床試験などは専門企業にアウトソーシングすることで、開発期間の短縮化と開発費用の最適化を図っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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