パレモ・HD、上期最終を一転10%増益に上方修正、通期も増額

配信元:株探
投稿:2023/09/19 15:30
 パレモ・ホールディングス <2778> [東証S] が9月19日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結最終利益を従来予想の4.1億円→5億円(前年同期は4.6億円)に23.9%上方修正し、一転して10.2%増益見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結最終利益も従来予想の5.6億円→7.5億円(前期は5.6億円)に32.7%上方修正し、増益率が0.5%増→33.5%増に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1)2024年2月期第2四半期累計期間の連結業績予想(2023年2月21日~2023年8月20日) 新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類へ移行し経済・社会活動の正常化が進んだことにより外出機会が増え、国内のアパレル需要が増加しました。また、春先や夏本番の7、8月に例年以上に気温が高く推移したことで春物や盛夏物が好調に推移しました。一方、雑貨におきましては、コロナ禍の家ナカ需要の反動から、生活雑貨、衛生商品等を中心に販売が縮小したことで、苦戦傾向となりました。 その結果、第2四半期累計期間の全社における既存店売上高前年比は100.9%にとどまり、売上高は、2023年3月31日に公表しております業績予想数値を238百万円下回る見込みであります。 利益面におきましては、売上総利益率の改善並びに費用の抑制を図ることで、当初予想数値を上回る利益率で業績が推移しており、営業利益・経常利益は、それぞれ前回予想数値から9百万円、7百万円上回る見込みであります。 親会社株主に帰属する四半期純利益におきましては、店舗の賃貸借契約の変更に伴う補償による特別利益を計上し、前回予想数値から98百万円上回る見込みであります。(2)2024年2月期通期の連結業績予想(2023年2月21日~2024年2月20日) 年間通期の売上高は、第2四半期累計期間の見込みに当初下期に予想していた数値を確保するものとし、16,700百万円となる見込みであります。 利益面におきましては、第2四半期累計期間の利益見通しを考慮し、営業利益、経常利益は、それぞれ前回予想数値を15百万円上回る見込みであります。 また、親会社株主に帰属する当期純利益におきましては、店舗の賃貸借契約の解約等に伴う補償による特別利益の計上を含め、前回予想数値から185百万円上回る見込みであります。※上記の予想数値につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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