ユーグレナ社、18歳以下のCFOの新規募集を開始

配信元:PR TIMES
投稿:2023/09/01 19:17
ポストSDGsの議論本格化に向け、日英二か国語での募集によりボーダーレスな視点の取り込みを強化

株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社長:出雲充)は、当社とともに持続可能な未来をつくっていく18歳以下のCFO(Chief Future Officer:最高未来責任者、以下「CFO」)およびCFOと共に活動するフューチャーサミットメンバーの新規募集を、日本語と英語の二か国語にて9月1日(金)より開始することをお知らせします。また、当社のCFO募集を支援する「Call For CFO (CFO募集)サポーター」も同時に募集します。 「ユーグレナCFO募集」特設サイト:https://www.euglena.jp/cfo/


「CFO募集」特設サイトイメージ
■CFO導入の経緯とこれまで
当社は、ユーグレナ・フィロソフィーとして「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」を掲げ、健康寿命の延伸を支えるヘルスケア事業や、気候変動の解決を目指すバイオ燃料事業、循環型農業を目指すサステナブルアグリテック事業、バングラデシュでのソーシャルビジネスなど、サステナビリティを軸にさまざまな事業を展開しています。
会社として持続可能な未来をつくっていくためには、その未来の当事者である世代が会社に参加するべきであるという考えのもと、2019年に18歳以下限定でCFOのポジションを設置し、今回の募集で第4期となります。歴代CFOからの提言は、気候変動やウェルビーイング、ポストSDGsを見据えての取り組みなど、当社でのサステナビリティに関する議論をけん引し、経営判断の一つとなっています。

参考:CFOを設置するきっかけとなった、小学生たちとの対話 「未来の大人たちに聞いてみた。」
https://www.youtube.com/watch?v=ws6mVSGtq_Q&t=3s

■今回の募集について
世界のミレニアル世代※1以降の人口の割合は、2020年時点で既に約6割を超えています。日本においても、2025年には生産年齢人口に対するミレニアル世代以降の比率が過半数を超える見込みで、従来の資本主義的価値観からサステナビリティを重視する価値観へより変化していくことが想定されています※2。実際に、近年、生産性やコスト競争力のみを追求するのではなく、環境負荷の低減や社会の包摂性を問う動きが世界中で活発化しており、政府や企業などを中心に意識や行動の変革が求められるようになってきました※3。
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)※4は「誰一人取り残さない」という決意表明のもと掲げられていますが、「持続可能」という言葉は未来にわたって続くということであり、未来から現在を考えるという発想に立っています※3。
気候変動問題に国境が関係ないように、社会課題はさまざまな境界を越え、広い視野をもって解決に挑戦していく必要があります。歴代CFOたちは現在と未来・世代・国というあらゆる境界を超えて、当社のサステナビリティを推進する提言をしており、さらに3代目CFOからは「ユーグレナが海外展開を進めるなかで、日本だけでなく展開先の国の未来世代の声も聞く必要がある」というCFOの在り方に対する提言がありました。
世界でポストSDGsの議論が本格化し、日本でも社会の主役がミレニアル世代に移行しつつある中、CFO導入5年目となる2024年は、未来の当事者である世代のボーダーレスな声が一層必要になると考えられます。当社は、今までのCFO募集においても日本語・英語でのエントリーを受け付けてきましたが、真のサステナブルな社会の実現に向けて、改めて日本語と、世界で広く使用されている言語である英語の二か国語にてCFOの募集を実施します。

※1 ミレニアル世代:日本では主に1980年から1995年生まれを指す(定義は諸説あり)
※2 経済産業省「令和3年版 通商白書 第II部 第2章 共通価値を取り込む新たな成長の要請 第1節 サステナブル・インクルーシブな未来社会に向けた企業行動への期待の高まり」よりhttps://www.meti.go.jp/report/tsuhaku2021/2021honbun/i2210000.html
※3 経済産業省「令和3年版 通商白書 第II部 第2章 共通価値を取り込む新たな成長の要請 第2節 サステナブル・インクルーシブな成長ニーズへの対応」より https://www.meti.go.jp/report/tsuhaku2021/2021honbun/i2210000.html
※4 SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標):2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されている、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標(外務省HPより https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html

■CFOおよびフューチャーサミットメンバーの募集詳細
条件
年齢:18歳以下
任期:1年間活動できること(2024年2月~2025年1月)※状況に応じて変更の可能性あり
求めるCFO・フューチャーサミットメンバー像
・ユーグレナを通して社会インパクトを起こしていく意思がある方
・未来志向である方
・CFOおよびフューチャーサミットメンバーと協力し、プロジェクトを進められる方
応募方法
以下の「ユーグレナCFO募集」特設サイトの日本語・英語どちらかの「エントリーボタン」よりエントリーください。また、より詳細な情報も同サイトにてご確認ください。

「ユーグレナCFO募集」特設サイト:https://www.euglena.jp/cfo/

課題
Q. あなたを一言で表すと?
Q. あなたが最も解決したい社会課題は何ですか?
Q. あなたはなぜその社会課題を解決したいのですか?
Q. あなたがCFOになったら、ユーグレナ・グループを通して先にあげた社会課題を解決するプロジェクトを提案し、活動を実施することになります。そのプロジェクトについて教えてください。
・プロジェクトタイトル
・プロジェクトの目的
・プロジェクトを通して、先にあげた社会課題を解決するためにユーグレナ・グループが取り組むべきことは何ですか?
・プロジェクトを通して、先にあげた社会課題を解決するためにあなたがCFOとして、またはフューチャーサミットメンバーとして取り組むべきことは何ですか?

■歴代CFOの主な活動実績
初代CFO 小澤杏子(2002年生まれ)
ペットボトル商品全廃、商品に使用する石油由来プラスチック50%減 など

2代目CFO 川崎レナ(2005年生まれ)
定款をSDGsの項目に沿った内容に変更した際の監修、取引先飲食店のSDGs観点プロデュース、新しく入社する仲間※5のためのペアレンツ制度導入 など
※5 仲間:当社では従業員のことを同じ志をもった「仲間」と呼んでいます

3代目CFO 渡部翠(2006年生まれ)
サステナビリティ委員会の委員長就任、ポストSDGsを見据えたユーグレナが優先すべきサステナビリティ項目の社内浸透 など、進行中

■「Call For CFO(CFO募集)サポーター」も募集
当社のCFO募集を支援してくださる「Call For CFO サポーター」も募集します。
1人でも多くの18歳以下の方に当社CFOへ応募いただくため、周知にご利用いただけるCFO募集のポスターを準備しました。ポスター現物、もしくはポスターのPDFデータをご希望の方は、以下のメールアドレスまでご連絡ください。
問い合わせ先:株式会社ユーグレナ 広報宣伝部 press@euglena.jp
受付:2023年9月20日(水)まで ※土日祝日を除きます
メールに記載いただきたい内容:
・お名前
・ご住所(ポスター現物をご希望の場合)
・ポスター枚数(ポスター現物をご希望の場合)
※なるべく多くの方にサポーターになっていただくため、5枚以下とさせていただきます
・ポスター掲示予定場所(任意)

<株式会社ユーグレナについて>
2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析サービスの提供を行っています。また、2014年よりバングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」を継続的に実施。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。
サステナビリティ特設Webページ https://www.euglena.jp/companyinfo/sustainability/
コーポレートWebサイト https://euglena.jp
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