ゼネコン株に売り広がる、大林組と大成建の決算悪受けた下落で◇
ゼネコン株が安い。大林組<1802.T>と大成建設<1801.T>がこの日場中に4~6月期決算を発表。大林組は大型工事の進捗で売上高は大幅増の一方、不採算工事に伴う工事粗利益率の悪化や人件費など販管費の増加で営業利益は5割減。大成建は開発事業の減少や建築事業の損失計上が響き、小幅減収・営業赤字転落で着地した。これを受けて両銘柄が下落するなか、清水建設<1803.T>(7月28日に決算発表済み)や鹿島<1812.T>(9日発表予定)がツレ安するなどゼネコン株全体に売りが広がっている。東証33業種別指数の騰落率ランキングで「建設業」は値下がり率上位に顔を出している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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