決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … BASE、ジャパンエン、アーバネット (8月3日発表分)

配信元:株探
投稿:2023/08/04 15:24

―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の8月2日から3日の決算発表を経て4日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1 BASE <4477>
 23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常損益は2.8億円の赤字(前年同期は8.5億円の赤字)に赤字幅が縮小した。

★No.2 ジャパンエン <6016>
 24年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.3倍の2.7億円に急拡大したが、通期計画の15億円に対する進捗率は18.1%となり、5年平均の21.1%とほぼ同水準だった。

★No.3 GMOテック <6026>
 23年12月期の連結経常利益を従来予想の3億4500万円→5億円(前期は2億0600万円)に44.9%上方修正し、増益率が67.5%増→2.4倍に拡大し、8期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  上昇率  発表日 決算期 経常変化率

<4477> BASE    東G   +19.75   8/ 3  上期    赤縮
<6016> ジャパンエン  東S   +18.43   8/ 3   1Q   126.67
<6026> GMOテック  東G   +15.51   8/ 3  上期    37.95
<2226> コイケヤ    東S   +10.33   8/ 3   1Q   210.18
<3242> アーバネット  東S   +6.93   8/ 3 本決算    5.19

<5391> A&AM    東S   +2.49   8/ 3   1Q    93.22
<8365> 富山銀     東S   +1.04   8/ 3   1Q   -12.26
<9913> 日邦産業    東S   +0.28   8/ 3   1Q    67.09
<7857> セキ      東S   +0.23   8/ 3   1Q   -30.86

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした4日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

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