日セラ、上期経常は一転8％増益で上振れ着地

　日本セラミック <6929> [東証Ｐ] が8月4日大引け後(15:10)に決算を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比8.4％増の27.5億円に伸び、従来の0.3％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の53億円に対する進捗率は51.9％となり、5年平均の49.8％とほぼ同水準だった。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比5.8％増の25.4億円に伸びる計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比6.2％増の15.8億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の18.6％→19.3％に上昇した。

株探ニュース