カナレ電気、今期経常を一転1％増益に上方修正、配当も11円増額

　カナレ電気 <5819> [東証Ｓ] が7月28日大引け後(16:00)に決算を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比44.4％増の7.1億円に拡大し、従来予想の5.2億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の9.8億円→12.7億円(前期は12.6億円)に29.6％上方修正し、一転して0.8％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比27.7％減の5.5億円に減る計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の40円→51円(前期は35円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比0.8％減の2.3億円となり、売上営業利益率は前年同期の7.6％→6.7％に悪化した。

株探ニュース