リッジアイ、今期経常を一転45%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2023/07/28 15:30
 Ridge-i <5572> [東証G] が7月28日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年7月期の経常利益(非連結)を従来予想の1億6100万円→6000万円(前期は1億0900万円)に62.7%下方修正し、一転して45.0%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した2-7月期(下期)の経常損益も従来予想の7800万円の黒字→2300万円の赤字に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社の業績予想は、既に契約済みの案件については案件毎に積み上げ、協議及び交渉中の案件については営業の進捗状況やパートナー企業の計画及びコンサルティングファームが当社の前工程を実施している場合はその案件進捗状況を考慮したうえで案件毎に積み上げ、その他の新規顧客については前期の実績値に対して過去の実績に基づく増加率を考慮して見込みを行っております。 ただ直近状況において、第3および第4四半期中に開始を見込んでいた新規プロジェクトの受注がプロジェクトデータ入手に時間を要したことや顧客側の開始時期の変更により失注または遅れが生じており、今期中での売上計上が難しくなったことで案件毎の積み上げ額および過去実績に基づく売上増加率が想定を下回ることとなりました。また、進行中のプロジェクトについては顧客企業の状況変化に応じた追加プロジェクトテーマの設定やアップセル活動に時間を要し営業及びプロジェクト遂行の進捗状況に遅れが生じたことにより、今期に計上予定であった売上の一部が来期にずれ込むことになりました。これらの要因により、上記のとおり2023年7月期の通期業績は、売上高・利益ともに前回発表予想を下回る、見通しとなりました。  なお、遅れていた受注は6月より回復傾向にあり、現時点の受注残(契約締結済みで売上に計上されていない金額)は259百万円(前期末実績126百万円)となっています。また、今後の取り組みとして、新たに始めたChatGPT関連サービス等の立ち上げ※1やLLM等の研究開発など※2の魅力的なサービスの提供を加速することで、受注をより確実に増やしていき業績向上に努めてまいります。※上記の業績予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績については、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。※1 2023年7月12日プレスリリースRidge-iが生成AI活用コンサルティングサービスを開始 ~戦略構築からシステムの設計開発、人財育成に至るまで ワンストップでサービスを提供~https://ridge-i.com/news/3940/※2 2023年7月19日プレスリリース「安心して使える」国産の生成AI・大規模言語モデル(LLM)の開発を開始 ~さくらインターネットのGPUサービスを採用予定。2023年中に生成AI・LLMのプロトタイプ提供を目指す~https://ridge-i.com/news/3953/
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