インソース、今期経常を3％上方修正・最高益予想を上乗せ

　インソース <6200> [東証Ｐ] が7月24日大引け後(17:00)に決算を発表。23年9月期第3四半期累計(22年10月-23年6月)の連結経常利益は前年同期比16.2％増の28億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の37.2億円→38.4億円(前期は33.4億円)に3.4％上方修正し、増益率が11.2％増→14.9％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の17.9億円→19.2億円(前年同期は16.8億円)に7.0％増額し、増益率が6.3％増→13.7％増に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比16.3％増の8.7億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の32.3％→32.5％に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　民間企業向け講師派遣型研修の拡大ならびに公開講座のオペレーション改善による１開催あたりの受講者数増加の結果、利益率が改善され、通期利益については予想を上回る見込みです。一方で、売上高については１月からの営業体制変更により改善しているものの、通期では当初計画を下回る見込みです。これらの状況により、売上高、営業利益、経常利益、親会社に帰属する当期純利益の予想を修正いたします。（注）この資料に記載しております業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成しており、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。