鹿島など大手ゼネコン株が新値街道をまい進、半導体新工場建設ラッシュが追い風◇
鹿島<1812.T>が5連騰、大林組<1802.T>は4連騰、大成建設<1801.T>、清水建設<1803.T>はいずれも6連騰と大手ゼネコン株の上げ足が鮮烈、4銘柄いずれも新値街道を走っている。資材価格高騰などの建設コストの上昇が一服、PBRなどの投資指標面でも割安感があり、大林組と清水建はPBR1倍を下回っている。また、鹿島は台湾の半導体受託生産最大手TSMC<TSM>が建設する熊本工場で受注を獲得しているほか、日の丸半導体新会社ラピダスの北海道・千歳市の最先端半導体生産工場でも受注獲得を果たしている。巨額の国費投入による半導体生産設備拡大の動きが今後本格化するなか、鹿島をはじめとした大手ゼネコン株の刺激材料となっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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