Ｊディスプレが反発、世界で初めて可視光を通過する５Ｇミリ波対応反射板の開発に成功◇

　ジャパンディスプレイ<6740.T>が反発。日立製作所<6501.T>、東芝<6502.T>、ソニーグループ<6758.T>の事業統合で発足された中小型液晶パネル大手だが、足もとの業績は不振が続いており、株価は５０円未満での推移となっている。そうしたなか、１９日取引終了後、可視光を通過する透明な５Ｇミリ波対応液晶メタサーフェス反射板の開発に世界で初めて成功したことを発表、これが株価を刺激する格好となった。株価は２円高の４０円ながら率にして５％を超えており、出来高流動性の高さからロットを利かせた売買で参戦する動きもあるようだ。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：MINKABU PRESS