<注目銘柄>=RSテクノ、半導体関連の出遅れで上値余地大
RS Technologies<3445.T>は底値圏もみ合いから上放れの機が熟している。シリコンウエハー再生事業を手掛け、半導体市況悪化のなか株価は大幅な調整を強いられたが業績は底堅い。半導体関連株が総じて戻り足となるなか、同社株も24年12月期以降、収益成長の再加速を見込んだ買いが期待できる。
22年12月期の営業利益は前の期比89%増の130億1800万円と急拡大を果たしたが、23年12月期については前期比ほぼ横ばいを見込んでいる。ただ、今期業績について会社側見通しは保守的であり、上方修正の可能性が高いとみられる。再生ウエハーの需要自体は旺盛で業績押し上げ効果をもたらしている。また、2018年からプライムウエハー事業へも参入しており、最近は好採算案件である大口径ウエハーの比率向上で収益性も高まっている。
株価は13週移動平均線近辺に位置するが、早晩、同移動平均線を足場に上放れが見込まれ、3000円台後半をうかがう展開が期待できる。3100~3250円のゾーンは滞留出来高も多いが、ここを抜ければ上値は軽そうだ。(桂)
出所:MINKABU PRESS
22年12月期の営業利益は前の期比89%増の130億1800万円と急拡大を果たしたが、23年12月期については前期比ほぼ横ばいを見込んでいる。ただ、今期業績について会社側見通しは保守的であり、上方修正の可能性が高いとみられる。再生ウエハーの需要自体は旺盛で業績押し上げ効果をもたらしている。また、2018年からプライムウエハー事業へも参入しており、最近は好採算案件である大口径ウエハーの比率向上で収益性も高まっている。
株価は13週移動平均線近辺に位置するが、早晩、同移動平均線を足場に上放れが見込まれ、3000円台後半をうかがう展開が期待できる。3100~3250円のゾーンは滞留出来高も多いが、ここを抜ければ上値は軽そうだ。(桂)
出所:MINKABU PRESS
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