大平金が大幅に3日続落し新安値、国内大手証券は「4」に引き下げ
大平洋金属<5541.T>が大幅に3日続落。株価は年初来安値を更新した。大和証券は5月31日、同社株の投資判断を「3(中立)」から「4(アンダーパフォーム)」に引き下げた。目標株価は2600円から1300円に見直した。同証券では24年3月期の連結経常損益を従来予想の61億円の黒字から4億円の黒字(前期は49億6000万円の赤字)に見直した。ニッケル銑鉄(NPI)との競争激化による販価下落や数量減などを織り込んだ。同社が製造するフェロニッケルの販売価格は従来、LMEニッケル地金価格に連動する形で決定されてきたが、安価なNPI普及に伴い、フェロニッケル価格が下落しており、事業環境は構造的に厳しい状況にあるとみている。
出所:MINKABU PRESS
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