大村紙業、前期最終を一転80％減益に下方修正

　大村紙業 <3953> [東証Ｓ] が5月11日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の最終利益(非連結)を従来予想の1億9600万円→2600万円(前の期は1億3000万円)に86.7％下方修正し、一転して80.0％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の最終損益も従来予想の8600万円の黒字→8400万円の赤字(前年同期は3200万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　修正の理由最近の業績動向等を踏まえ、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益について前回予想発表より減少する見込みとなったこととともに、当社が保有する一部の固定資産について、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき減損の測定を行った結果、2023年３月期において特別損失（減損損失）141百万円を計上することにより、上記のとおり修正いたします。特別損失（減損損失）の計上について上記に記載のとおり、当社が保有する一部の固定資産について、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき減損の測定を行った結果、2023年３月期において特別損失（減損損失）141百万円を計上することになりました。（注）上記の業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。