油研工、前期経常を18％下方修正

　油研工業 <6393> [東証Ｓ] が5月9日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の15.5億円→12.7億円(前の期は18.1億円)に18.1％下方修正し、減益率が14.4％減→29.8％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8.2億円→5.4億円(前年同期は9.5億円)に34.1％減額し、減益率が13.8％減→43.2％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高は想定よりも円安となったため増加いたしましたが、原材料価格の上昇、エネルギー価格の高騰に加え、インド油研の生産能力増強のための要員増に伴う固定費増の影響により営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、前回予想数値を下回る見込みとなりました。（注）上記の予想は現時点で入手可能な情報に基づいて算出しており、実際の業績は、今後の様々な要因によって異なる可能性があります。