免疫生物研究所 <4570> [東証G] が4月27日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年3月期の連結最終損益を従来予想の1億2000万円の赤字→2億8900万円の赤字(前の期は2億5800万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結営業損益は従来予想の300万円の黒字→5800万円の黒字(前の期は1億2200万円の赤字)に19倍上方修正した。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の1600万円の黒字→1億5300万円の赤字(前年同期は5900万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2023年3月期の連結売上高につきましては、化粧品関連事業において、コロナ禍の鎮静化により、中国への販売を見込んでおりましたが、依然として、中国市場への展開が進まず、予想を大きく下回る見込みとなりました。しかしながら、抗体関連事業の診断試薬サービスにおいて、主力製品である、ELISAキット及び抗体の、海外販売におけるeマーケティング(SNS等)を活用した情報戦略の成果により、海外大手CRO企業や製薬企業および大学等の研究者からの引き合いが増加したため、海外販売数量が大幅に増加したことや、さらに、円安の影響や国内外において、アルツハイマー関連抗体の纏まった売上を計上したことにより、予想に比べ、売上高が増加する見込みとなりました。 連結営業利益については、利益率の高い自社製品の売上高が大幅に増加したことや当社グループにおいてコロナ禍における事業活動の最適化や効率化を推進し、研究開発の選択と集中を行ったことにより、黒字を達成し、予想に比べ増加する見込みとなりました。 連結経常損失については、関係会社における投資損失や棚卸資産評価損等(本日公表の「営業外収益、営業外費用、特別利益及び特別損失の計上に関するお知らせ」を参照)が計上され、予想を下回る見込みとなりました。 親会社株主に帰属する当期純損失については、関係会社における特別損失や特別利益等(本日公表の「営業外収益、営業外費用、特別利益及び特別損失の計上に関するお知らせ」を参照)が計上され、予想を下回る見込みとなりました。 以上の結果、連結売上高は、794,621千円(前年同22.7%増)、営業利益は58,373千円(前年同期は122,219千円の営業損失)、経常損失は127,912千円(前年同期は243,472千円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純損失は289,731千円(前年同期は258,767千円の親会社株主に帰属する当期純損失)となる見込みです。 また、キャッシュフローにつきましては、プラスの営業キャッシュフローを達成する見込みとなりました。(注) 上記の予想は現時点において入手可能な情報に基づき算出したものであり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績等は、今後の様々な要因により上記予想数値と異なる場合があります。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の1600万円の黒字→1億5300万円の赤字(前年同期は5900万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。
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会社側からの【修正の理由】
2023年3月期の連結売上高につきましては、化粧品関連事業において、コロナ禍の鎮静化により、中国への販売を見込んでおりましたが、依然として、中国市場への展開が進まず、予想を大きく下回る見込みとなりました。しかしながら、抗体関連事業の診断試薬サービスにおいて、主力製品である、ELISAキット及び抗体の、海外販売におけるeマーケティング(SNS等)を活用した情報戦略の成果により、海外大手CRO企業や製薬企業および大学等の研究者からの引き合いが増加したため、海外販売数量が大幅に増加したことや、さらに、円安の影響や国内外において、アルツハイマー関連抗体の纏まった売上を計上したことにより、予想に比べ、売上高が増加する見込みとなりました。 連結営業利益については、利益率の高い自社製品の売上高が大幅に増加したことや当社グループにおいてコロナ禍における事業活動の最適化や効率化を推進し、研究開発の選択と集中を行ったことにより、黒字を達成し、予想に比べ増加する見込みとなりました。 連結経常損失については、関係会社における投資損失や棚卸資産評価損等(本日公表の「営業外収益、営業外費用、特別利益及び特別損失の計上に関するお知らせ」を参照)が計上され、予想を下回る見込みとなりました。 親会社株主に帰属する当期純損失については、関係会社における特別損失や特別利益等(本日公表の「営業外収益、営業外費用、特別利益及び特別損失の計上に関するお知らせ」を参照)が計上され、予想を下回る見込みとなりました。 以上の結果、連結売上高は、794,621千円(前年同22.7%増)、営業利益は58,373千円(前年同期は122,219千円の営業損失)、経常損失は127,912千円(前年同期は243,472千円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純損失は289,731千円(前年同期は258,767千円の親会社株主に帰属する当期純損失)となる見込みです。 また、キャッシュフローにつきましては、プラスの営業キャッシュフローを達成する見込みとなりました。(注) 上記の予想は現時点において入手可能な情報に基づき算出したものであり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績等は、今後の様々な要因により上記予想数値と異なる場合があります。
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