FPG、上期経常を59%上方修正・6期ぶり最高益、通期も増額、配当も5.5円増額

配信元:株探
投稿:2023/04/25 16:00
 FPG <7148> [東証P] が4月25日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。23年9月期第2四半期累計(22年10月-23年3月)の連結経常利益を従来予想の70.6億円→112億円(前年同期は64.2億円)に59.0%上方修正し、増益率が10.0%増→74.8%増に拡大し、6期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の138億円→155億円(前期は124億円)に12.3%上方修正し、増益率が10.7%増→24.3%増に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 同時に、期末一括配当を従来計画の56円→61.5円(前期は50円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  第2四半期累計期間につきまして、リースファンド事業において、潤沢な在庫を強みに、当初計画より出資金の販売が好調に推移したことから、各利益とも、前回発表予想を超過する見通しとなりました。この利益水準は、第2四半期累計期間としては過去最高の水準となります。 通期予想につきましては、第2四半期累計期間の業績が好調だったことを受け、米国シリコンバレー銀行破綻を契機とした銀行危機の問題や、金利上昇、ウクライナ情勢等がマクロ経済に悪影響を及ぼす可能性を勘案したうえでも、過去最高益を更新する見込みであります。なお、売上高については、不動産小口化商品の上期販売実績に鑑み、当該売上高の通期予想を下方修正したことを主因として、当初予想を下回ることを見込んでおります。

  株主還元につきましては、持続的な成長と企業価値向上のために必要な内部留保を確保しつつ、継続的かつ安定的な配当を実施することを基本方針とし、連結配当性向50%を目安としております。今般、業績予想を上方修正したことに伴い、上記の基本方針を踏まえまして、当期の配当予想を1株当たり61円50銭に修正いたしました。(注)上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、実際の業績等は、様々な要因により変動する可能性があります。
配信元: 株探

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